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シーダート GWS 30 (Guided Weapon System) は、イギリスの艦対空ミサイル・システム。2015年現在、世界で唯一、対艦ミサイルの迎撃に成功した実績を有する。 == 概要 == シーダートは、イギリスの第2世代の艦隊防空ミサイル・システムである。設計はホーカー・シドレー、製造はブリティッシュ・エアロスペースによる。アメリカのSM-1MRと同世代であり、規模や性能においても類似しているが、設計はまったく異なっている。 その特徴は、固体ロケット・ラムジェット統合推進の採用にあり、これは西側諸国の艦対空ミサイルとしては、他にアメリカが初期に開発したRIM-8タロス、および挫折したRIM-50タイフォンLRにのみ見られるものである。一方、誘導方式としては、SM-1MRや他の多くの艦対空ミサイルと同様に、セミアクティブ・レーダー誘導を採用している。 1973年就役のブリストル (82型駆逐艦)より搭載を開始し、以後、インヴィンシブル級航空母艦、42型駆逐艦に搭載されて、フォークランド紛争、湾岸戦争で実戦投入された。特に湾岸戦争においては、本ミサイル・システムを搭載したイギリス海軍の「グロスター (D96)」がアメリカ海軍の戦艦「ミズーリ」を援護中、「ミズーリ」に向けて発射されたHY-2対艦ミサイルを迎撃・撃破するという戦果を挙げている。これは、いかなる対空火器についても、対艦ミサイルに対して迎撃を成功させた初の事例である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シーダート (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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